刺繍をはじめたいのはいいものの、
「本買ったけど、やりかた細かく載ってない、困った」
「全部図案は可愛いけど、本当に作れるだろうか…」
こんなことってありませんか?
手芸の本、特に刺繍の本となるといわゆる「図案集」がほとんど。
作家さんによって作風も違うので、本を選ぶのも難しいですよね。
とはいっても1冊1500円くらい、沢山買いすぎて、よくわからずぬ上達しないままでも困るし…。
そんな初心者さんに向けて、「こんなの選んだらどう?」という、初心者さんにおすすめの本を10冊選んでみました。
本屋さんで悩んでしまう前に、何か参考になれば幸いです!
まずは基本から!ステッチを学べる本
刺繍、とにかく初めて!という方はまずは「刺繍とはなんぞや」から学べるこの本たち。
基礎のステッチが一から学べるものを選んでみました。
①はじめてでもできる刺繍の基本
どんな刺繍の本を使ってもでてくるであろう、最低限の基本的なステッチが写真解説付き。
色んな作家さんの図案が集まってますが、1つ1つ抜きだして使えるのがいいです。線の刺繍やら、面の刺繍刺繍やら、網羅されてます。
「刺繍は初めてだけど、すぐに作品を作ってみたい!」という方におすすめ。
巾着とか、ブックカバーとか、簡単な小物の仕立て方も掲載されています。
②これならできる!みんなの教科書刺しゅう基本のきほん
itomag.でも、youtubeの刺繍講座で参考にさせて頂いている「刺繍基本のきほん」。
この本は、ステッチが簡単な基本のものから難しいものまで網羅されているので、ステッチのやり方を知るのには最適。
レースなどのカットワークの仕方まで載っていて、辞書的に使うと便利です。
逆にアレンジ図案は「サンプラー」のような形なので、
実用性というより「とにかく練習したい!」派に。
参考記事:(ほぼ?)独学で刺繍をしてきた私の、勉強・上達方法まとめ
③アトリエFil 刺しゅうのステッチと基本
最近でた本(2018年9月現在)なんですが、写真付きで細かくわかりやすくステッチの解説がされています。
①で紹介した「刺繍の基本」よりも、図案が少ない分ステッチに焦点を当ててつくられている印象です。
なにより写真付きって、手芸本ではあまりないので、イラストの解説だとわからないっていう方にはお勧めです!
④いちばんよくわかる 刺しゅうの基礎
この本はなにより、刺繍初心者さん向けに本屋さんでの取り扱いが多いです。
フランス刺繍やクロスステッチだけではなく、ビーズ刺繍のやり方なども載っているので、まずは浅く広く、刺繍を知りたい方には読んでほしいです。
「刺繍ってなんだろう」からの「基本中の基本」を知りたい方にお勧めです。
布や用具などの説明も掲載されているので、王道の初心者向け。
フランス刺繍、初心者さんにはこちらがおすすめ。
基本のステッチはわかった。でも、難しい図案はまだちょっと…
だけど可愛いものは作りたいんだよね~!!!っていうそこのあなた。
実は作家さんによって、作風ってかなり違うので、作家さんによっても本の作りも違いますし、使われているステッチも違います。
私の独断と偏見(!)で、各作家さんのポイントをまとめつつ、初心者さんにも作りやすい図案が載っている本を集めてみました。
⑤annasのプチ刺繍/川畑杏奈さん(annasさん)
わたしが特におすすめしたいのが川畑杏奈さんの刺繍本です。
私が大ファンということもありますが(笑)、この先生の図案は記号化がわかりやすく、刺し方もかなり丁寧に解説されています。
「プチ刺繍」では、色数も少なく、簡単なステッチのみで作れる図案が載っています。
⑥annasのどうぶつ刺繍/川畑杏奈さん(annasさん)
annasさんでもう1冊。
刺繍していて、ご自宅のペットを刺してみたい・・・と思っている方もいるのでは。
そんな要望に応えてつくられたこの一冊。
使うステッチはサテンステッチが多いですが、解説も丁寧にされているので安心です。
自分のおうちのペットに合わせて、色をかえたりアレンジを加えて・・・も簡単にできると思います。
参考記事:刺繍作家、川畑杏奈さんの可愛い刺繍♪新刊、おすすめ本を紹介します。
⑦1色刺繍と小さな雑貨/樋口愉美子さん
刺繍作家といえばこの方、樋口さん。
ウール刺繍などもされていて、有名な作家さんなので、刺繍好きさんなら1度は耳にしたことがある作家さんではないでしょうか?
本を選ぶという観点で行くと、
・大作(時間のかかるもの)が多い。
・植物のモチーフが多い。
ので、樋口さんの図案は1つの作品にかける時間がどうしても長くなると思います。
本はたくさん出版されているんですが、初心者さんにはこちらの手軽に取り組めるものがおすすめ。
小物や雑貨にさせるようなちょっとしたモチーフが掲載されていて、しかも使う糸も1色。お手軽です。
慣れてきたら、「ステッチ12か月」や「刺繍時間」など、大作図案の本も見てみてくださいね。
⑧刺繍のはじめかた/atsumiさん
エンブレムの刺繍で有名な作家のatsumiさん。
他にも著書はありますが、「刺繍のはじめかた」という指南本も出されています。
見た目の装丁も可愛いですよね!
先に紹介した「基礎」の本がより作家さんの視点で書かれているイメージ。1読の価値ありです。
クロスステッチ、やってみたい!の初心者さんにおすすめの本。
私は普段フランス刺繍ばかりやっているので、なかなかクロスステッチに取り組むこともなく苦手(笑)なのですが、
こちらもぜひ手に取ってみてほしい本をピックアップしてみました。
クロスステッチが苦手な私でもできたので、きっと初心者さんにも役に立つはず。
だけどクロスステッチは、初心者さんにはおすすめなの。ステッチもシンプルで簡単だし、お手本と同じ仕上がりになりやすいよ。
⑨いちばんよくわかるクロスステッチの基礎と図案500
クロスステッチで悩むのが、刺し方の順番。
「どういった進め方でさしてったらいいのか?」が解説されているので、初心者さんも安心。
図案の種類も豊富です。
手芸で有名な日本ヴォーグ社からの出版なので、その点でもおすすめポイント!
⑩クロスステッチ図案帖500
いかがでしたか?
今回は私がおすすめの初心者さん向けの本を10冊ピックアップしてみました。
「この本がわかりやすかった!」
「この作家さんは作りやすいよ!」など、おすすめがありましたら更新しますので、コメント欄で教えてくださいね♪
実際の本を手元に!がいいと思います。図案うつせないしね!