久しぶりのステッチ紹介だから、アレンジ方法もたくさん載せちゃうよ~!!
ヘリンボーンステッチとは?
この柄が「ヘリンボーン」。
ステッチの名前としてだけではなく、女の子の三つ編みのような髪型だったり、布の名前にもついているような名前ですが、
ヘリンボーンステッチ、の「ヘリンボーン」。この意味、分かりますか?
ヘリンボーンは、魚のニシンの骨、という意味から名づけられたステッチ。
見た目がその名の通り、魚の骨のような形をしているのが特徴です。
ヘリンボーンステッチの刺し方
ヘリンボーンステッチは、上下に糸を交互に渡していきます。
基準になる出来上がり線を引いておくことできれいに仕上げることができます。
①基準になる横線を引いておきます。これが出来上がり幅になりますよ。
②後ろから針を出し、写真のように差し入れて布を横にすくいます。
③針が出た位置から対角線上の場所に針を刺し入れて同じ針目の長さを横にすくいます。
④この工程を繰り返して、交差するステッチを作っていきます。
これがヘリンボーンステッチです!
裏側はこんな状態になります。
針目の幅を変えたり、最初に書く線の幅を変えることでアレンジできるよ。
ヘリンボーンステッチをうまく仕上げるコツは、
①初めにガイドとなる線をしっかり引いておくこと
②同じ間隔で針目をすくうこと
この2点をしっかりおさえると、見た目に美しいステッチを作ることが出来ますよ。
他にも応用いろいろ!様々な形のヘリンボーンステッチを刺してみよう。
基本のヘリンボーンステッチができると、少し刺し方を変えたり、アレンジを付け足すことで
表情の変わったステッチができます。
クローズドヘリンボーンステッチ
ヘリンボーンステッチを隙間なく詰めて刺すと「クローズド・ヘリンボーンステッチ」。
間隔が狭くなるので、同じ針穴からすくい出すようにして形作ります。
裏側はこんな感じ。バックステッチのような見た目になればOKです。
ダブルヘリンボーンステッチ
やや幅を広くしてヘリンボーンステッチを刺し、その上から別色の糸でヘリンボーンステッチを重ねます。
これが「ダブルヘリンボーンステッチ」。
2本取りなど、あまり糸の本数を増やさないほうが隙間もできつつ可愛い仕上がりになります。
タックドヘリンボーンステッチ
ヘリンボーンステッチを刺した上から、別糸で交点を縦に止めていくと「タックド・ヘリンボーンステッチ」。
糸の向きに気を付けながら刺していきましょう。
これもダブルヘリンボーンステッチと同じく、別色の糸だと可愛くできます。