フェザーステッチを刺繍してみよう!
いつものステッチより、ほんのちょっぴり上級編!
フェザーステッチはどんな時に使える?
羽のような模様が特徴のフェザーステッチ。
そのままラインの模様として使うことはもちろんですが、植物の茎や葉として表現しても素敵です。
フェザーステッチのやり方
①ガイドラインを4本引きます。
②刺しはじめは玉止めでもOK。近くにサテンステッチなどの面に刺繍をしていれば糸を絡ませてから始めましょう。一番左の①から針を出します。
【参考記事】玉止めを作らずきれいに糸始末♪刺繍の刺しはじめと刺し終わりを動画で解説♪
③ひとつ飛ばした線の②から刺し入れ、③から針を出して糸をかけます。
④③と同じ高さ(点線上)の④に針を入れ、⑤から針を出して三角の山を作ります。
⑤同様に右、左、と繰り返して刺し進めます。
⑥一番最後は、針目の外側に針を入れます。
⑦横にした状態。これで、出来上がりです!
ダブルフェザーステッチのやり方
フェザーステッチと同様の刺し方で、フェザーステッチを同じ方向に2回ずつ刺し進めるステッチが
「ダブルフェザーステッチ」。
フェザーステッチよりも、出来上がりの幅が広くなります。
①フェザーステッチは基準線を4本引きましたが、ダブルフェザーステッチは5本引いておきます。
左から2番目の線の裏から1針目を出します。
②フェザーステッチ同様に右方向に2回山を作ります。
③同じ要領で、反対方向に2回山を作ります。
④左右交互に、2回ずつ繰り返して刺し進めていきます。
⑤同様に最後は針目の外側に針を刺し入れて出来上がりです。
トレブルフェザーステッチもできる。
フェザーステッチ、ダブルフェザーステッチと紹介してきましたが
同様の方法で3回山をつくって幅を作って刺していくと、「トレブルフェザーステッチ」になります。
同じ方法をつかっても、これだけラインの幅を増やすことができます。
フェザーステッチをきれいに仕上げるコツ
必要な基準線を引いておこう。
- フェザーステッチ…4本線を引く
- ダブルフェザーステッチ…5本線を引く
- トレブルフェザーステッチ…6本線を引く
それぞれのステッチに合わせて、基準線を引いておきましょう。
線同士の幅を狭くすれば細かく、広くすれば幅広く作ることができます。
山の高さを合わせて刺そう。
1針1針の山の高さで、出来上がりも変わってきます。
刺し終わるまで一定の高さを作るようにすると美しく仕上がります。