刺繍の定番!サテンステッチのやり方とコツって?

刺繍の図案でよく見る!サテンステッチのやり方って?

大きな面を埋めるように糸でうめつくされた刺繍。

これが、刺繍図案でよく見かける、「サテンステッチ」

布地の種類の「サテン生地」のように、出来上がりの見た目に光沢が出るのが特徴です。

 

サテンステッチは、面の刺繍を刺したり、大きな範囲をうめて刺すのによく用いられる手法。

刺繍の図案には必ずと言っていいほどでてくる技法です。

あこ
サテンステッチは面を埋めるのによく使う技法だよ。動画をみながら一緒にチャレンジしてみよう!

サテンステッチのやり方には種類がある。

サテンステッチと一口に言っても、やり方にもいくつか種類があります。

ストレートステッチと同様な方法で糸を広範囲に渡していきます。

あこ
針を出す位置を変えたり、下地の代わりの細かいステッチを刺すことでできあがりにいろんな差を出すこともできるよ。

様々なサテンステッチのやり方を、動画をみながら解説。

基本のサテンステッチのやり方

  • 図案の面の内側に刺し始めのバックステッチをする
  • 中央に基準線を作って半分ずつ埋めるように刺していく。
  • 布が見えなくなるように面を埋めていく
  • 残り半分も同様に埋めます。

この刺し方が、基本のサテンステッチです。

図案に沿って針目が平行になるように刺します。1針ずつ針を出し入れして刺したほうがきれいにできます。

どの図案でもアレンジしながらさせる基本のやり方!マスターしておきましょう。

あこ
動画でも解説していますが、図案をパーツで区切って刺すときれいにできますよ!

【参考記事】チューリップの刺繍をお花で!刺繍の基本ルールを簡単に覚えよう。

表面を薄く仕上げる。サーフェイスサテンステッチのやり方

「サーフェイスサテンステッチ」は、刺し方こそサテンステッチと一緒ですが、

布の下の針の出てくる位置を変えながら刺すことで

基本のサテンステッチに比べて、表面を薄く仕上げることができます。

裏側にわたり糸が出ないのも特徴です。

 

よりふっくら仕上がる。パテッドサテンステッチ

サテンステッチをふっくら仕上げたいときに使う刺し方。

  • 図案の下に、下地になるストレートステッチを刺してから、
  • その上に【基本のサテンステッチ】を重ねます。

あこ
やり方によって出来上がりのふっくら加減に差が出るよ! 糸は2本~3本どりが刺しやすいです。

サテンステッチのやり方にコツってある?

マイ
サテンステッチのやり方はわかったけど…どうしてもコツがつかみにくいんだよね。

きれいに仕上げるポイントってないのかな?

あこ
数をこなして慣れるのが一番!ではあるけど…

こんなやり方もコツの1つだよ。参考にしてみてね!

色の濃い刺繍糸を使って、薄い色の布に刺す

薄い色の糸ほど、糸の渡りが目立ちやすいので

濃い刺繍糸を使って薄い色の布に刺すようにすると、出来上がりがきれいに見えやすいです。

あこ
逆に濃い色の布に白糸などの薄い色の糸を使うと、糸の渡りがすごくよく見えて埋めにくいので、丁寧に刺すように心がけよう。

糸は2本どりが基本。

2~3本どりをすることで、何度も細かく糸を渡すことができるためよりきれいに仕上がります。

マイ
糸を少なくすることで 動物の図案とかの毛並みなど、細かい部分も表現しやすくなるみたい。

初心者の方ほど、細かく刺すことを心がけてみて♪

図案をパーツにわけて、バランスよく刺す。

【基本のサテンステッチ】の「中央に糸を渡して目安をつけてから半分ずつ刺す」のは実はとっても大事。

大きい図案であれば、適度なところでパーツに分けて、

パーツごとに向きを変えて刺していき、平行に糸を渡すのがきれいにできるコツです。

【参考記事】:刺繍の基本ルールを簡単に覚えよう

針目の間をあけずにできるだけ詰めて刺す。

平行に糸を渡していくサテンステッチで起きがちな失敗が、針の出す場所がずれてできあがりに隙間ができてしまうこと。

できるだけ針目の間をつめて端を揃えて刺すことを心がけましょう

2本どりにすることで、失敗しても刺し直して面を埋めやすくなります。

あこ
サテンステッチは、シンプルな刺繍だからこそ練習量が多ければ多いほど、どんどんキレイに刺せるようになるよ!

いろんな図案に挑戦して慣れることが上達のコツ!

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”a1.png” name=”マイ”]よーし、私もがんばろー![/speech_bubble]

サテンステッチのやり方の復習はこちらから。

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