アクセサリーを作りたい! と思ったら、
工具はもちろんのこと、材料が必要ですよね。
作りたいものによって、使う金具やパーツも様々。
そろえなくてはいけないものも変わってきます。
とは、いっても・・・
材料の種類ってとてつもなくたくさんあって、専門店にいくとたいていそろっています。
一見便利ですが、初心者さんがつまずいてしまうのって、だいたいココ。
作りたいものはあっても、何をそろえたらいいかって、わかりにくくないですか?
しかも専門店に行けば行くほど、パーツはそろっていても専門用語が並んでて、
自分が作りたいアクセサリーは、何を買ったらいいのかわからない。
そんなことって、ありませんか?
まずは材料の種類を知ろう
「そんなこと言ったって何がなんだかわかんないよ!」
「パーツの名前とか言われてもわからんし・・・」
「結局そろえたらお金かかるんでしょ?」
悩みはつきませんよね。
そんなそこのあなた!まずは、材料の種類を知ることから始めましょう。
あきらめるのはまだ早いですよ。
アクセサリーを作るのって、お料理と似ています。
別に特別なパーツを使わなくても、基本がわかっていれば作れるし
アレンジはいくらでも可能なんです。
例えばカレーをつくろうとするとき、材料は何を揃えますか?
ニンジン、ジャガイモ、玉ねぎ、カレー粉、お肉。
基本はこれがあれば、カレーは作れますよね。
作るのに慣れてくると、
お肉を牛肉からチキンにしてみたり、ニンジンを入れないカレーをつくってみたり、蜂蜜の隠し味を入れたり、
どんどん自分流にアレンジができます。
それと同じで、アクセサリー作りも
「何が最低限必要か」のキホンがわかれば、あとは自分流にアレンジできます。
「どんな材料をそろえたらいいんだろう?」というそこのあなたも必見!
基本の材料を紹介していきますね!
基本の材料
1.ピン類
出典:http://kiwaseisakujo.com
ピン類はパーツを作るのに必要な材料です。
ビーズなどを通して、先端を丸めて使います。
先がT字型になっていて、アクセサリーの先端パーツを作るのに便利なTピン、
もともと丸い輪っかがくっついていて、中間パーツに適した9ピン
などがあります。
2.カン類
出典:http://kiwaseisakujo.jp
カン類はパーツごとをつなげるのに使います。
たかが輪っか(笑)とあなどるなかれ!様々な種類があり、カンをつなげるだけでも素敵なパーツができますよ。
主にパーツをつなげるのに使う基本の丸カンのほか、
カン自体がすでにパーツになっているデザインカンなど種類が様々。
作りたい作品にあわせて大きさや太さを選びましょう。
3.留め金具
その名の通り、パーツを「とめる」材料です。
ネックレスやブレスレットの先についてる、開閉金具のことですね。
アクセサリーによって留め金具は用途に応じて使います。
一般的によく使われている「開いてひっかけてとめる」タイプを作るときには
ヒキワ、もしくはカニカンを使います。
出典:http://kiwaseisakujo.jp
ヒキワは小さいものも種類が豊富で正円の見た目。華奢なアクセサリー向きです。
出典:http://kiwaseisakujo.jp
カニカンはカジュアルなデザイン向け。ヒキワよりもパーツが大きい分着脱がしやすいです。
どちらも「板ダルマ」という受け手の金具とセットで使いましょう。
出典:http://kiwaseisakujo.jp
そのほかデザインによっては
「クラスプ」・・・よく高級なネックレスについているような金具同士をひっかけて使う留め具
「マンテル」・・・輪っかと棒状の金具をひっかけてつかう、チョーカーなどによくみられるタイプ
も使います。
初心者さんはヒキワ・カニカンが使いやすく、作りやすいのでおすすめ!
4.エンドパーツ
端処理をするのに使う材料です。
リボンをそのまま留め金具につなげたり・・・
糸やワイヤーに通していたビーズを留め金具につなげたり・・・
はしっこにエンドパーツをつけることでつなげることができます。
テグス・ワイヤーの端処理に適するのがボールチップやつぶし玉。
出典:http://kiwaseisakujo.jp
対して布もののひもやリボンはカシメ・カシメキャップを選びましょう。
初心者さんは作り方のレシピを必ず確認し、使う材料を買い間違えないように注意です!
5.チェーン
出典:http://kiwaseisakujo.jp
主にネックレスやブレスレットを作るのに使います。
お店で売られているときはたいてい10cm単位で量り売りです。
使う分量+20cmくらい買っておくと失敗したときにも安心。
短く切ってパーツにしてつかってもかわいいです。
6.テグス・ワイヤー
出典:http://kiwaseisakujo.jp
透明なテグスとステンレス製のワイヤー。太さの違いがあるので、ビーズによって太さを選びましょう。
細いのを選んでおいたほうが使い勝手はいいです。
ビーズを編んだり、そのままビーズを通してネックレスやブレスレットも作れます。
形づくるときはワイヤーが便利。自分でパーツをつくるときにも便利です。
7.アイテムパーツ
作りたいアイテムによって、土台となるパーツを選びます。
ピアスであれば、フックなのか、ピンのタイプか、樹脂タイプか。
イヤリングであれば、はさむタイプか、ねじねじのタイプか、はたまた
などなど・・・
出典:Beads Lounge 青山店
自分のお好みの土台を選びましょう。
8.その他ものによって使う金具
ビジューをはめ込むだけでよい石座
パーツをつなげるだけでよい透かしパーツ
こちらは作品によって選んで使います。
買う材料は基本的なものだけでOK
必ず買っておくもの
・作りたい作品の土台のアイテムパーツ
パーツをつなげる作品を作るときは
・カン類(丸カン)
・ピン類
ネックレスやブレスレットを作るときには
・留め金具
・テグス
お好みで選ぶのが
・ビーズ類やその他のパーツ
これだけ覚えておけば、作れます。
ワンポイントのイヤリングなどは
アイテムパーツ+ビーズ等 だけで、
ボンドでくっつければ作れちゃいます。
ざっくりと紹介しましたが、様々な材料がありますね。
覚書として、この記事を参考に必要な材料をピックアップしてみましょう。
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