お花の刺繍を簡単に作るための、基本ルールって?
ねえ、あこ。 一輪挿しのお花とか、切り花のお花の図案ってとっても多いよね。いままでは基本を練習してきたから線の図案が多くて、困らなかったんだけど…。急に面と線があわさると、どうやって刺すかわからなくなっちゃう!どうしよう、、、
確かに。図案って色んなパーツからできているから、刺す順番で出来上がりの印象がかわったりするよね。
お花の刺繍をするときの基本ルール
図案によって、臨機応変に刺し方を変えていますが、基本的な自分なりのルールを決めておくとどんな図案でも刺しやすくなります。参考にしてみてくださいね。
私がいつも気にしていることだけですが、やり方やルールも人それぞれです。順番に一緒に確認しながら参考にしてみて!
面の刺繍から刺して、線の刺繍はあとから刺す
植物の図案は特に、花びらと葉っぱと茎に分かれますよね。こういった構成の図案では、サテンステッチなどの面の刺繍(花びらや葉)を先に刺し、最後に線の刺繍(茎)を刺すようにすると、面同士をうまくつなげることができます。
サテンステッチは、隣り合う面は刺す向きを変える
パーツごとに隣り合っている面の刺繍は、同じ糸の向きに刺すよりも針を運ぶ方向を変えることで、縁どりをしなくても自然とパーツの分かれ目を表現できます。
※動画の中で細かく解説しています。
手前に来るものや外側にくるものを先に刺す
図案の中では、刺す順番も重要。刺繍は平面の作品ですが、より立体的に奥行きがあるように刺すには、手前のものを先に刺して後ろにくるものを後から刺すようにすると、立体的に表現しやすくなります。
ちなみに、面の刺繍の上に線の刺繍を刺す時は例外。重なっている細かい文字や飾りは、手前に来てても後から刺しましょう。
植物の伸びる方向に刺す
これは刺しかたのコツというより、表現の幅の好みによる私の独自ルールです。
植物の繊維や花の伸びている向きと、糸を運ぶ方向はできるだけ同じになるように刺すようにしています。刺繍は絵画と似ているので、絵を描くときの筆運びのように刺すと良いです。
そうすることで、生き生きとした表情が出せるよ!動物の毛並みとかも同様です。
チューリップの刺繍を作ってみよう
基本ルールをふまえた上で、チューリップの刺繍をつくってみました。
動画の中でルールを細かく解説しています。
動画で確認!
チューリップの図案をダウンロード
動画で作っていた図案は無料でダウンロードできます。
いろいろやってます。
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