手作りの入園グッズにも!初心者でもできる文字の刺繍のポイント。

あこ
季節はまだまだ冬だけど…。

そろそろ、小さなお子さんをもつママたちは、入園グッズ作りが始まるころではないかな~?

マイ
レッスンバッグとか、上靴入れとか、体操服袋とか…のあれ?

ママさんたちは作るのも大変だよね~。でもせっかくだし、手作り感のあるものを作ってあげたい気持ちもあるよね。

私だったらねー、レースをつけて、ポケットもつけてあげて、生地はチェックにして…それからそれからー

あこ
マイちゃん、私たちまだちびっこのママじゃないよ!笑

でも、世の中のママさんたちの手助けはできるはず。

今日は入園グッズにも使える、かんたんな文字の刺繍のポイントをお伝えします!

入園グッズの準備にも使える!名前を文字で刺繍してみよう

自分でつくったレッスンバックなどの入園グッズや、既製品のものにも、

ワンポイントでお名前刺しゅうが入っていたら、とっても手作り感があって素敵ではないですか?

しかも刺繍で作ると、単なるお名前タグも、ペンで書くよりもとっても丈夫。

お洗濯しても劣化しにくく、長持ちするんです。

初心者さんでも大丈夫!名前や文字の刺繍を作ってみよう!

文字を刺繍するのには、向いているステッチがいくつかあります。簡単な作り方と一緒に、ご紹介します♪

あこ
もちろん、普段の刺繍作品や、ハンカチなど自分の持ち物 に文字が入っていても素敵ですよね。入園準備ママも、そうでない方も、文字の刺繍に一緒に挑戦してみましょう!

事前に準備するもの

刺繍糸(2-3本どり)

刺しゅうする布(ツイルやブロードが◎、刺しゅうするアイテムが薄ければ接着芯を足しましょう)

刺繍枠(8~10cm)

刺繍針(2-3本どり用)

あこ
刺繍針の選び方はこちらの記事を参考にしてみてね。

文字の刺繍なので、図案はとくにこだわらずにフリーハンドでOK

きれいに仕上げたい場合やサテンステッチなどで太めの文字にしたい場合は

パソコンのワードなどで「ゴシック体」のような丸くて刺しやすい文字を適度な大きさにしてプリントアウトして使いましょう。

【お名前タグなど細い布に刺繍する場合】

お弁当袋、コップ入れなど細かいパーツで作るものは、裁断する前に刺繍したほうがやりやすいです。

あらかじめ刺繍する場所を決めましょう!

既製品などですでに袋の状態になっているものは、小さい刺繍枠で刺繍すると刺しやすいです。

マイ
文字はできるだけ円形のところは大きく、丸っこい文字を書くようにすると出来上がりがきれいになるみたい。

文字のお名前刺繍、作り方。

あこ
文字の刺繍に向いているステッチを私目線で紹介します!

バックステッチで刺繍する

これが一番シンプル、簡単、そしてキレイ。

ひらがな、カタカナ、アルファベット、漢字なんでも対応可。

1目を1~2㎜で刺します。1文字が1‐2㎝程度になるように刺すと刺しやすくバランスも良いです。

【刺し方ポイント】

文字の書き順と同じようにそのまま刺していきます。

【参考記事】

刺繍入門編。【ランニングステッチ】の刺し方

【ランニングステッチ】アレンジ編!わかりやすく動画解説♪

サテンステッチで刺繍する

立体感のある、しっかりした文字が出せます。

バックステッチよりも時間はかかり難しくなりますが、太くて目立つ文字を作るのにはおすすめ。

あこ
刺しはじめの位置を考えて、

できるだけ長く糸を渡せるようにして刺していくときれいにできるよ。

文字はパーツが多いので、できるだけ細かくなりすぎないように刺していくのがポイント!

【刺し方ポイント】

サテンステッチで刺すときには文字を大きめに。

フリーハンドで描く場合、太めに文字を書いておきましょう。この間を埋めていきます。

サテンステッチなので、端から埋めていくよりもガイド線を先に刺して、パーツを埋めていくように刺すのがおすすめ。

この「A」の文字も、文字の先端から刺さずに

①中間にガイドで1針目を刺し、上の部分を埋める

②さらに下の部分を刺していく

の順番で刺し進めています。

【参考記事】

チューリップのお花を刺繍で!刺繍の基本ルールを簡単に覚えよう

面刺し刺繍の定番!サテンステッチのやり方とコツって?

マイ
サテンステッチは刺す順番が大事だったよね。パーツ分けして考えるときれいにできるよ。

アウトラインステッチで刺繍する

アウトラインステッチは、流れるようなフォントに向きます。

円形など細かい文字を刺すのにはガタガタしやすいのであまりむきません。

【刺し方ポイント】

バックステッチ同様、文字の書き順と同様に端から刺していきます

文字の大きさによってステッチの斜めの長さを調節しながら刺すときれいに刺せます。

【参考記事】

どの刺繍図案にも出てくる?アウトラインステッチのやり方を動画で解説!

こんなとき、どうやって刺繍する?

文字の刺繍をしていると出てくるお悩み、まとめてみました。

リネンテープなど、細い布に刺繍したいけど刺繍枠がセットできない

マイ
あーこれは絶対ある!

刺繍枠ほど、お名前テープの幅って大きくないからはさめないよね。

かといって、枠なしだと布がつるし・・・

あこ
そんな時は、

お名前タグやリボンの上下にいつも使っているような別布を簡単に手縫いで仕付け糸などで縫い付けて、一枚布にしてからはさんで刺すと刺しやすいよ。

刺繍枠に布がピン!と貼れるくらいにするのがポイント。

名前の刺繍が終わったら、縫い付けた布はとってしまえばいいしね。

お名前タグがどうしても薄い…

→接着芯を後ろにあらかじめ貼ってしまいましょう。

そのうえでタグをレッスンバッグや上履き入れに縫い付ければOK!

線の刺繍だから、刺しはじめ・刺し終わりの処理が玉止めになってしまう

→玉止めでもOK。ただし、近くにサテンステッチを作ったりすれば対処できます。

玉止めする場合には、洗濯でほどけることがないよう、しっかり結んでおきましょう。

【参考記事】

玉止めを作らず綺麗に糸始末♪刺繍の刺しはじめと刺し終わり

生地がキルティングやフェルトなど、厚くて刺繍しにくい

→キルティングの生地やフエルトは、刺しゅうできますがとても刺しにくいです。

別布に刺繍して、それを縫い付けて使いましょう。

または、6本どりなど太めの針にしてバックステッチのような単純な刺繍にしたり、ウール刺繍などの太めの糸や針を使うのも一案です。

ただ、刺しにくいのに変わりはないのでツイルなどの薄物生地に刺して縫い付けるのがおすすめです。

洗濯して、糸が色落ちしないか心配

→色落ちしにくい刺繍糸を使うのがベストです。

おススメは日本製のコスモ刺繍糸か、オリムパス刺繍糸。DMC・アンカーは発色はいいですが、濃色は色落ちしやすいです。

【参考記事】

刺繍糸の種類を比較。メーカーによってどれだけ違うの?

他にもあるある。文字の刺繍アレンジ方法、色々!

①お誕生日のお祝いやウェルカムボードに使ってみる

②ハンカチなどの持ち物にアルファベットだけ入れてみる

③布に文字を刺繍して印刷、はがきをつくってみる

マイ
文字が刺繍になってたら、単純に書いてあるものよりとっても丈夫だし、プレゼントしてもよろこばれそうだね~!
あこ
紹介したステッチ以外にも、「このステッチが文字にはおすすめ!」などがあったら、教えてくださいね。

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